お疲れ様です。さむです。
今回は【セミリタイア後の家】についてです!
セミリタイアしたらお金もないし、実家に帰るしかないっしょ!!
確かにセミリタイア後の選択肢として、お金のかからない実家もありですね。ただ、実家が田舎すぎて株主優待を使うお店がなかったり、遊ぶ場所がないという問題もあるかもしれません。
そこで今回はセミリタイア、アーリーリタイア後の選択肢の1つとして、タイニーハウス(ミニハウス)を紹介します。タイニーハウスは300万円ほどから購入できて、移動もしやすいため、自分自身のライフスタイルに合う場所を選ぶことができます。どうしても実家に帰るのが嫌な人は考える余地がありますね。
そんなタイニーハウスのメリットやデメリットを学んでみなさんのセミリタイアの参考いしていただければ幸いです!
タイニーハウス、ミニハウス、スモールハウスとは?
タイニーハウスとは、言葉通りの小さい家になります。もともとは米国が発祥といわれていて、タイニーハウス、ミニハウス、スモールハウスなど多くの呼び方があります。1990年頃から米国で注目され始めました。サブプライムローンなどの金融問題やハリケーンなどの自然災害を通じて、「大きい家を持つことが本当に幸せなことなのか?」という疑問が生まれました。
そこで小さくでも、機能的で、移動もしやすい、タイニーハウスが話題となり、小さくても豊かに暮らすことができる考えが世の中に広まりました。
【タイニーハウスの特徴】
- 住宅用の価格だと200万円~500万円くらいで購入できる!
- 基本的には平屋で1,2人くらいで暮らす住宅。
- 小さい土地にも建設できる!
- 引っ越しする際の移動が簡単!
- 建設工事の期間も短く最短で1日で運び入れることができる!
私も現在は1Kのマンションに住んでいますがほとんど不自由はありませんから、タイニーハウスに住んだとしても豊かに暮らしていけそうな気がします(笑)
タイニーハウスのメリット!
①家のローンに縛られない!
日本では、自分の家を持って一人前みたいな風習がありますよね。しかし、家に何千万円もお金を使ってしまうと、それから先の何十年もローンを支払わなくてはいけません。返済のためにやりたくもない仕事を毎日定年まで続けることになります…
しかし、タイニーハウスなどの費用を抑えた家を選ぶことで、大きな借金を背負うことなく自分の人生にお金を使うことができます。自分の好きなもの(嗜好品)、好きなこと(趣味)にお金を使うこともできますし、自分の経験(旅行)にお金を使うこともできます。大きな借金をしないことで、自分自身へ、お金と時間を費やすことができることはタイニーハウスを選択する最大のメリットであると私は考えています。
②借金の複利から逃れられる!
いきなりですが、アインシュタインの名言の中には複利に関するものがあります。
複利は人類最大の発明である。
(アルベルト・アインシュタイン)
複利は味方につけることができればこの上なく強い味方になります。たとえば、100万円を年利5%で30年間運用すると、満期時には430万円ほどになります。何もしなくても4.3倍にも資産がふくれあがります。
しかし、逆に大金を借金してしまうとこの逆が起こります。毎年借入した金額分に加えて利息を毎年払い続ける必要があり、いつまでたってもお金がたまっていきません。仮に4,000万円で家を購入し、2%の利息がついた場合は、毎年80万円も余計に払い続けることになります(もちろん借入元金が減れば利息も減りますが…)。
そのため、人生において大きな借り入れをなくし、借金の複利から逃れる選択肢を与えてくれることにおいてタイニーハウスには大きなメリットがあると思います!
タイニーハウスのデメリット
①もちろん狭いこと!
洋服や家具など、多くのモノに囲まれて生活したい人には向いていないかもしれません。現在住んでいる家が大きくて広い場合は、その生活スタイルに慣れているため、タイニーハウスではとても狭く感じてしまいます。もし、タイニーハウスに住み替えることになった場合は、かなりのモノを断捨離しなければいけないですね。そのため、たくさんのモノに囲まれて生活している人や、最初から広い家に住んでしまっている人には向かないかもしれません。
ただ、私のように最初から1Kのマンションに住んでいる人にはタイニーハウスになったとしても苦に感じないかもです!
②家族ができたら買い替えが必要かも!
一人で暮らす分には、問題ないかもしれませんが結婚して二人で済む、あるいは子供ができた場合はさすがに狭い気がします。
そのため、自分自身の人生設計をしっかり立てたうえで、購入することが大切だと感じました。 何年くらいそこに住むのかある程度想定しておいた方がよさそうです。自分自身が一生独身のままでいるのか?それとも何年後かに結婚したいのか?などだいたいの人生計画は立てておきましょう。
そうでないと、タイニーハウスを買ったはいいけどすぐに買い替える必要が出てきてしまうので注意です。
セミリタイアを目指す人にタイニーハウスはおすすめ!?
住居費からの解放
セミリタイア、アーリーリタイア後の生活費で一番お金がかかるのは住居費だと思います。私の場合も東京で一人暮らしをしていますが家賃は8.5万円になります。現在は会社の家賃補助制度を使い安く住むことができていますが、退職してしまえば、毎月の家賃が8.5万円となり、大きな負担になってしまいます。
収入が減っているのに住居費が上がることは、セミリタイアしたときを想像するととても怖いことだと思います。そのため、200~300万円でタイニーハウスを購入することで毎月の住居費の支払いがなくなり、住居の不安から解放されるのであればいいかもしれません。
セミリタイア計画の中にタイニーハウスの購入も視野に入れてみると夢が広がりますね!
セミリタイア、アーリーリタイアを目指す人はミニマリストが多い?
セミリタイアやアーリーリタイアを目指している人は節約をしている人が多く、家にモノが少ない人が多いと思います。私もモノはできるだけ増やさないように心がけています。家においている家具はベッド、勉強机、テレビ台くらいしか置いていませんし、洋服もユニクロで最低限の必要な洋服しかもっていません(笑)
自分が選び抜いた最小限のもので暮らすことで節約につながるとともに満足度も上げることができると考えています。そんな節約や小さく生きることに意義を見出せるセミリタイアやアーリーリタイアを目指す人にとってはタイニーハウスはそれほど狭く感じないかもしれません。私もセミリタイア計画の中にタイニーハウス購入の予定も入れて考えてみたいですね。また、あの小さく秘密基地な感じも中二病心をくすぐります(笑)
みなさんも興味があれば、購入を検討してみるのもありだと思います!
まとめ
【タイニーハウスのメリット】
- 借金に縛られず、自分のためにお金が使える!
- 利子を払うこと(借金の複利)から逃れることができる!
【タイニーハウスのデメリット】
- 名前の通り普通の人には狭い。
- 家族ができた場合は買い替えが必要かも。
【セミリタイア後の家としていいかも!】
- 自分の家を購入することで住居費から解放される!
- 節約が好きでモノをなるべく持たない人にはおすすめ!
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