お疲れ様です。さむです。
今回は【日本株投資方針】についてです!
私が実践する3つの投資方法の1つを紹介します。以前は米国株についてを紹介しましたが今回は日本株の投資方針について少し詳しく紹介していきます。株主優待、高配当株に興味がある方、投資初心者でどのようなに日本株をはじめていけばいいか迷っている方は今回の記事を参考にして自分自身の投資方針を考えてみてください。
私の投資方針は、みきまるさんの『優待バリュー株投資入門』と坂本彰さんの『10万円から始める高配当株投資術』から学んだことを参考に作られています。紹介する投資方法の中でいいと思ったものは真似して取り入れてみてください!
日本株に興味を持った理由
桐谷さんの株主優待生活を見て興味を持つ
最初に株主優待に興味を持ったのは株主優待で生活している桐谷さんをテレビで見たことがはじまりです。 桐谷さんは株主優待でもらったクオカードや金券をできる限り使いまくって現金を極力使わない生活をしているそうです。
私は桐谷さんほどの資産がないので優待だけで生活することはできません。しかし、
ボーナスが出るたびに少しづつでも優待株を買い集めることで生活費を節約することができると考え、優待株に興味を持ちました。
高配当株に興味を持った理由
高配当株に興味を持ったのは、銀行の利回りがあまりにも低すぎるからです。現在、メガバンクの普通預金金利が0.001%になっています。100万円を1年間預けても10円にしかなりません。コンビニATMでの手数料は110円かかってしまい、1回出し入れするだけでマイナスになってしまいます(笑)
そのため、多少のリスクがあっても、株などの資産運用することが必要であると考えました。また、世の中には配当金のみで暮らしている人もいます。何もしなくてもお金が入ってくるということはすごいことだと思い、高配当株にも興味を持ちました。
2つの投資本から日本株の投資方法を学ぶ
優待バリュー株投資入門から学んだこと
どのような投資方法がいいのか考えているときにたまたまTwitterで見かけたのがみきまるさんの『優待バリュー株投資入門』でした。みきまるさんの投資手法は優待がある割安株を狙う投資方法になります。配当利回りと優待利回りの良い株をとりあえず最低単元購入し、優待株いけす(グループ)を作っていきます。優待いけすで観察をしつつファンダメンタルズが良好で株価上昇材料を持つものを買い増しして主力株へ昇格させます。主力株の値上がり益と優待の両方での利益を取りに行く手法になります。優待銘柄を主力として株式投資をしたい方は是非参考にしたい本になります。私が特に学んだことは下記2つになります。
◆負けない優待バリュー株の選び方
- PER×PBR<11.25(グレアムのミックス係数の半分)
- 総合利回り(配当利回り+優待利回り)≧4%
◆モメンタム投資
モメンタム投資とは、現在の株価のトレンドが継続することを想定した投資戦略のことです。上昇している株は上がり続け、下落している株は下げ続ける慣性の法則のような現象が起こることが多いです。そのため上昇傾向にある銘柄は勢いで上がり続ける限り、持ち続けた方がいいとのことです。
ご興味あればどうぞ!
10万円から始める高配当株投資術から学んだこと
次に高配当株を学んだ本としては坂本さんの『10万円から始める高配当株投資術』になります。坂本さんはYouTubeも公開しており以前から動画をみて勉強していましたがこの際に本でしっかり勉強しようと思い購入しました。坂本さんの投資手法は、高配当株を中心とした手法になります。高配当株の選定方法はもちろんのことですが、それに加えて買ってはいけない商品や銘柄、業種を説明してくれてます。高配当株をメインに投資をはじめる方は本書を読むことで間違った投資をするリスクを減らせるはずです。私がこの本から主に学んだことは下記の3つになります。
◆有望な高配当株が見つかる3つの条件
- 四季報で業績チェック:売上高、純利益、1株利益、配当金の4項目を確認する。
- 利益剰余金、有利子負債のチェック:負債が多すぎる銘柄は避ける。
- 配当利回り、配当性向のチェック:配当金は増配傾向にあるか、配当利回りは3%以上が理想。
◆ 高収益企業の特徴
- ブランド力がある
- 独占、寡占企業
- 新規参入が難しい業種
◆買ってはいけない株5選
- 有利子負債が多い会社
- 毎年売上等が大幅に上下する会社
- PERが高すぎる会社
- コモディティ企業(ものまね企業)
- 不正が疑われる会社
ご興味あればどうぞ!
私が実践する日本株投資方法
賞与支給時に25万円分で日本株購入
賞与支給時(6月、12月)に日本株の高配当優待株を購入する。
購入条件 (最低3つは当てはまるもの)
- 優待利回り+配当利回り≧4%
- PBR×PER>11.5
- 魅力的な優待がある企業
- 独占企業、営業キャッシュフローマージンが高い企業
- 連続増配株または減配しない銘柄
or
特別条件:優待がどうしても欲しい銘柄
上記5つの条件から最低3つ以上当てはまった銘柄を購入していこうと考えています。もちろん購入前には基本的な財務状況や指標の確認をしています。また、特別条件として、機械的に銘柄を選ぶだけではなく、優待がどうしても欲しい銘柄も買えるようにしています。もともとは吉野家やマック、銀だこなどの優待券が欲しくて日本株をはじめたため、このようなただ優待が欲しい銘柄も買えるようにすることで楽しく投資を続けることができると考えています!
売却条件(モメンタム売却)
- 基本的に優待最低単元は永久保有する。
- トレンドラインを割ったら優待最低単元まで利確する。
- 最高値から―10%になったら優待最低単元まで利確する。
基本的に株主優待がもらえる最低単元は永久保有の予定です。ただ、優待廃止や減配の場合は売却する可能性があります。また、株価上昇において優待最低単元より多く持っている株(200株や300株持っている場合)はトレンドを割ったときか最高値から-10%のときに売却します。モメンタムによる値上がり益を享受するために割高だと思っても売らずに持ち続けようと思います。
実際に日本株投資をして感じたこと
やっぱり節約になる!
日本株に投資してみて一番思うことはやはり節約できることです。特に優待銘柄へ投資することで日々の生活費を抑えるができています。たとえば、私の場合はヤマダ電機の株を100株保有しています。ヤマダ電機では家電製品だけでなく、お菓子やシャンプーなどの生活用品も売っており、無理に家電製品などの高いものを購入しなくても使えます。最近では優待券を使って電球を買いました(笑)このように少しずつでも優待保有銘柄を増やしていくことで日々の生活費をどんどん節約できます。また、優待がもらえるのはほぼ日本だけだそうです。せっかく日本に住んでいるのでその恩恵を最大限に受けつつ楽しみたいと思います!
毎年増えていく配当金
配当金の金額が少しずつ増えていくと投資のモチベーションが上がります。日本株は半年に一度しか買う機会がないですが、少しずつでも増やすことで配当金も積みあがっていきます。特にたばこ株のJTは優待品に加えて、年間15,000円以上の配当金をもらえるため減配しない限りは長期で保有していきたいと思います。また、もらった配当金で優待銘柄を購入することでどんどん銘柄を増やすこともできるため、生活費もより抑えることができるようになります。
まとめ
私の投資方法は機械的に買うのではなく、あえて自分の感情で左右できる部分も少し残すようにしています。日本株の投資法においても、条件に当てはまらない株は必ず買わないのではなく、優待がどうしても欲しい場合は特別に買うことができるようにしてしています。そうすることで株を買うことの楽しみを残しています。楽しく部分を残すことで結果的に長期にわたり市場に残ることができ、より多くの利益を享受できるのではないかと考えています。みなさんも自分自身の投資手法を考える上で利益のみを追い求めるのではなく、楽しみも残せるように考えてみると長く続けることができるかもしれませんね!