さむのお金勉強会

セミリタイア目指してお金の勉強中!(高配当株、株主優待、米国株、金融知識、節約術、NISAなど)

実際、R>Gを感じるのは資産いくらからか?

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さむ

お疲れ様です。さむです。
今回は【金融知識】R>Gを感じるのはいつから?になります。

こんにちは!セミリタイアやサイドFIREを目指している皆さん、日々の資産形成お疲れさまです。私は30代の会社員ですが、「いつかは仕事に追われない生活を送りたい」と思い立ち、数年前から投資による資産形成をコツコツ続けてきました。

早期リタイアに憧れる理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は自分の時間をもっと自由に使いたいという気持ちが一番でした。家族と過ごす時間や趣味に費やす時間を増やせたら、人生の満足度も上がるだろうなと感じたからです。

そんな中で出会ったのが、経済学者トマ・ピケティの提唱した「R>G」という考え方でした。この“不等式”に強く惹かれ、「お金がお金を生む力」が自分の人生を変えてくれるかもしれない、とワクワクしたのを覚えています。専門用語で難しそうに聞こえますが、要は「資産の生むリターン (R) が経済成長率や勤労収入 (G) を上回る」という意味です。つまり、資産を持っている人は働かなくても入ってくるお金(利子や配当など)が、働いて稼ぐ給料よりも大きくなりやすいということなんですね。この事実を知ったとき、「自分も資産を増やせば、お金に働いてもらって楽になれるんじゃないか?」と素直に感じました。

とはいえ、投資を始めた当初は資産額も小さく、正直なところR>Gなんて実感はゼロでした。毎月の配当金も数百円〜数千円程度で、お小遣いにもならないレベル。資産評価額が数%上がったといっても数万円のプラスにしかならず、年収500万円の自分の給料には遠く及びません。それでも「いつか必ずR>Gを実感できるはず!」と信じ、愚直に積み立て投資を続けてきました。そして数年が経ち、ようやく「あれ、もしかして今がR>Gなのでは?」と思える瞬間が訪れたのです。この記事では、実際に私がR>Gを感じ始めた資産額やタイミングについて、実体験をもとにお話ししたいと思います。

第1章 いつからR>Gを感じるようになるのか?


(写真:日経新聞)
まずR>Gとは何か、改めて簡単におさらいしておきましょう。先ほど触れたように、Rは資本のリターン(資産収益率)、Gは経済の成長率を指します。フランスの経済学者トマ・ピケティの著書『21世紀の資本』で有名になった考え方で、「資本主義の下では資産から得られる収益(不労所得)は労働による収入よりも大きくなりがち」という趣旨の内容です。難しく聞こえるかもしれませんが、要は「お金持ちはますますお金持ちになりやすい」という現象を表しています。ピケティはこのR>Gが格差拡大の根本要因だと述べていますが、裏を返せば私たち個人もこの原理を自分のものにできれば、資産形成で有利に立てるということですよね。

私がこのR>Gの考え方を知ったのは、早期リタイア関連の本やブログを読み漁っていたときでした。「資産収益率が経済成長率を上回る」というフレーズは一見とっつきにくかったのですが、「持っている資産が生むお金が、自分の給料の伸びより大きくなる」という解釈を見てスッと腑に落ちました。そこからは、「自分もこの状態を実現したい!」と強く思うようになりました。

とはいえ、いつ頃から本当にR>Gを肌で感じられるのか? 投資を始めたばかりの頃は正直見当もつきませんでした。私の場合、投資スタート時の資産額は2百万円程度でしたので、年5%の利回りで運用できたとしても年間数万円のリターンです。とても生活が劇的に変わる額ではありませんし、毎年の昇給にも及ばないレベルです。やはり最初のうちは「全然お金が増えた気がしないな…」というのが本音でした。

しかし、時間をかけて資産を積み上げていくと、ある時点で歯車が大きく噛み合い始める瞬間が来ました。世間でも「資産が1000万円を超えたあたりから複利の効果を実感できる」という声をよく耳にします。実際、ある個人投資家のインタビュー記事でも「積立投資を10年続けて資産が1000万円を超えてから、ようやく『増えた』と実感できた」と語られていました。私自身の体験でも、資産額が1000万円から2000万円の手前に近づくほど、資産の増えるスピードが明らかに加速したように感じます。特に資産が1000万円台後半(1500〜2000万円近く)に差し掛かった頃、毎月の評価額の変動や配当収入に「おっ?」と驚く機会が増えてきました。そのあたりから、ようやくR>Gの世界が現実味を帯びてきたのです。

第2章 資産額的には1,000万円後半からR>Gを実感

では具体的に、私が「あ、ついにR>Gかも!」と実感した瞬間についてお話しします。結論から言うと、資産額がだいたい1,000万円台後半(1500〜2000万円近辺)に達した頃にその感覚を味わいました。タイミングで言えば2023年の終わり頃です。この頃、私の総資産が一気に増え始め、年間の資産増加額が自分の年収(約500万円)を大きく上回るという体験をしました。

グラフは2019年から2025年にかけての私の資産推移を示したものです。2023年末あたりから急激に右肩上がりになっているのがわかります。その年は米国株や日本株の市場環境が非常に好調で、保有していた銘柄が大きく値上がりしました。さらにビットコインなど暗号資産も一部持っていたため、これも追い風になりました。

結果として、2023年単年で資産評価額が数百万円単位で増え、手取り年収を軽く超えるリターンを得たのです。まさにこの時、働いて得るお金よりも資産が生み出すお金の方が大きいと感じ、「これがR>Gか!」と胸が高鳴りました。 思い返せば、それ以前の私は毎月コツコツと給料から投資に回し、節約もしながら地道に資産形成してきました。

2022年頃までは評価額が増えてもせいぜい年間数十万円〜100万円程度で、「まぁ増えてはいるけど、まだまだ道のりは長いな…」と思っていたんです。それが2023年に入り、資産額が1500万円を超えたあたりから増加ペースが明らかに変わりました。市場の力もあってか、評価額の上下動が月に数十万円規模で起こるようになり、特に上振れしたときの破壊力は自分のボーナス以上。「気づいたら資産が自分の努力(労働収入)以上に増えている…!」という状態です。

ここで重要なのは、その瞬間が訪れるまで投資をやめずに続けていたことだと痛感しています。正直、途中には株価の下落局面や退屈に感じる停滞期もありました。例えば2020年のコロナショックや、2022年の相場低迷の際は評価額が目減りして不安になることも。しかし「R>Gの境地をいつか体験するんだ」と信じて投資を継続した結果、2023年の大きな飛躍に恵まれました。資産形成においては市場の波に乗るタイミングも大事ですが、何より波が来るまでポジションを維持し続けることが大切だと実感しました。いわば「種を撒き続けていたからこそ、花が一気に咲いた」ような感覚ですね。 資産額が増えてくると、例えば資産2000万円の5%は100万円といった具合に絶対額が大きくなるため、同じ割合の上昇でも得られる金額が桁違いになります。

私の場合、2023年の資産増加額はざっと+700万円以上になりました。これは年収の約1.4倍にあたり、自分でも信じられない思いでした。「働かなくても資産が勝手にこれだけ増えてくれた」と思うと、本当に驚きと嬉しさでいっぱいでした。同時に、「ああ、これがピケティの言う資本の力か…」と実生活で理解できた瞬間でもあります。

第3章 配当金36万円超えでR>Gをリアルに感じた

資産評価額の大幅な増加もさることながら、現金収入としての配当金もR>Gを実感させてくれる大きな要素でした。評価益は含み益なので実際に売却しないと手にできませんが、配当金は保有しているだけで定期的に入ってくるお金です。

特に私は配当金をすぐ使わず再投資に回していますが、それでも「いざというときは配当金で○○が賄えるな」と思えるだけで精神的な安心感が違います。

こちらのグラフは私が受け取った配当金の推移です。2019年にはほぼゼロだった配当収入が、投資額の増加や保有株の増配に伴って年々積み上がり、2023年には年間で約42万円(税引前)を得られるまでになりました。年間36万円=月平均3万円を超えたことで、「毎月3万円の不労所得が入る」という状態を現実に手にしたわけです。月3万円というと決して大金ではありませんが、これがもたらす安心感や生活の変化は想像以上に大きかったです。

実際、月3万円の副収入があると例えば次のようなことに充てられます。友人との飲み会や外食の費用を、ほぼ配当金内でまかなえるようになる。急な出費(冠婚葬祭や家電の故障など)にも「今月(もしくは数ヶ月分)の配当で対応できる」と落ち着いて構えられる。ちょっとしたプチ旅行や趣味の買い物も、配当金の範囲内で計画しやすくなる。

いかがでしょうか。月々3万円とはいえ、「何もしなくても入ってくるお金」があるだけで、これだけ生活にゆとりが生まれるのです。私自身、2023年に配当金が月平均3万円を超えた頃からお金に対する精神的な余裕がぐっと増したと感じています。

たとえば、友人から急に飲み会に誘われても、「今月は配当も入ったし行っておこう!」と気楽にOKできるようになりました。また家計簿を見直していて予想外の出費があっても、「まあ最悪今月の配当で補填すればいいか」と思えるだけで心の負担が全然違います。これこそが不労所得の持つ力であり、配当金生活への第一歩なのだと実感しました。

もちろん、現時点で月3万円ではフルFIRE(完全リタイア)できるわけではありません。生活費すべてを賄うには程遠い金額です。ですが「資産が生み出す収入で生活の一部が賄えている」という事実そのものが、私にとってものすごい希望になりました。働かなくても入ってくるお金がある——この安心感はプライスレスですし、「このまま続ければいつか生活費の大半、ひいては全部を資産収入でまかなえるかもしれない」と未来が明るくなりました。実際、2024年以降も配当金額は増加傾向で、月5万円以上と着実に夢に近づいているところです。

まとめ

R>Gの考え方は、私たちが投資を続ける上で大きなモチベーションになると感じています。最初は微々たる利息や配当しか得られなくても、時間を味方につけて資産を成長させれば、やがて雪だるま式にお金がお金を生むサイクルに入ります。

私自身、その境地を垣間見たことで「これからも投資を続けていこう」「もっと資産収入を増やしてセミリタイアに近づこう」と一層思うようになりました。 ピケティの言うR>Gは決して一部の大富豪だけの特権ではなく、私たち一般人でもコツコツと資産形成を続ければ体感できる現実です。

重要なのは派手な投機ではなく、無理のない範囲での長期投資と継続力だと改めて感じます。種を蒔き、水をやり続ければ、時間はかかっても必ず芽が出て花開く――資産運用もそれと同じですね。 セミリタイアやサイドFIREを目指す道のりは決して平坦ではありませんが、ある日ふと「お金が勝手に増えている!」と実感できる瞬間が来るかもしれません。そのときの感動は何ものにも代え難く、きっと皆さんの人生観を変えるでしょう。ぜひ焦らず着実に、自分のペースで資産形成を続けてみてください。そうすれば、いつかきっとあなたもR>Gの世界を実感できる日が来るはずです。一緒に頑張りましょうね!

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