
お疲れ様です。さむです。
今回は【株主優待】KDDI(9433)の株主優待と配当についてになります。
みなさんは普段お使いのスマホで「au」という名前を耳にしたことがあるでしょうか? 実はそのauを展開するKDDI(証券コード: 9433)は、配当金が安定していて株主優待も魅力的な、セミリタイアを目指す投資家に心強い銘柄なんです。私はセミリタイアを目標に配当金重視の投資をしていますが、KDDIはそのポートフォリオの中核の一つ。株価は約2,500円で配当利回りは3%台前半と高めで、毎年のように配当金を増やしてくれる傾向もあります。
さらに、持っているだけでお菓子の詰め合わせやポイントまでもらえるという株主優待制度もあるんですよ。実際、先日KDDIから届いた優待のお菓子セットは想像以上のボリュームで、思わず笑顔になりました。今回は、そんなKDDIについて、初心者にも分かりやすく企業概要から株主優待の内容、そして投資するメリットや今後の展望までお伝えしていきます。株主優待や配当金で生活を豊かにしつつセミリタイアを目指したい方や節約したい方は必見ですよ。 それではさっそく、KDDIの魅力を見ていきましょう!
KDDIってどんな会社?実はauだけじゃない意外な事業も
KDDIは日本を代表する大手通信会社の一つで、皆さんおなじみのスマホブランド「au」を運営しています。携帯電話契約数ではNTTドコモに次ぐ国内第2位のシェアを持ち、個人向けにはauのほか格安ブランドの「UQ mobile」やオンライン専用の「povo」などマルチブランド戦略で幅広いニーズに応えています。携帯電話だけでなく自宅向けのインターネット回線(光ファイバー)や、法人向けの通信サービス、さらには固定電話や衛星通信に至るまで、通信に関わるあらゆるサービスをワンストップで提供する総合通信事業者です。
さらにKDDIは通信以外の分野にもビジネスを拡大中です。グループ会社には沖縄セルラー電話(沖縄の携帯キャリア)やケーブルテレビ大手のJCOM、ISP(ネット接続サービス)のビッグローブ、ネット銀行のauじぶん銀行などがあり、2024年にはコンビニ大手ローソンを三菱商事と共同で子会社化しました。またスマホ決済や電子マネーといった金融領域、電力小売の「auでんき」などエネルギー領域、さらには映像配信などエンタメ領域にも進出しており、生活に密着したサービス展開にも力を入れています。
海外展開にも積極的で、世界60都市以上に100拠点超のネットワーク網を持ち、データセンター事業「TELEHOUSE」を欧米やアジアの20都市・40拠点で運営するなどグローバル事業にも強みがあります。最近では宇宙分野への挑戦として、2025年にSpaceX社のStarlink衛星とスマホを直接つなぐ通信サービスを日本で初めて開始(au Starlink Direct)すると発表し話題になりました。安定した通信基盤を持ちながら新たな領域にも挑戦するKDDIは、頼もしさと成長性を兼ね備えた企業と言えるでしょう。
KDDIの株主優待は何がもらえる?ポイント増量にお菓子セット!
KDDIでは株主への日頃の感謝と中長期で株を持ち続けてもらうために、魅力的な株主優待制度を設けています。そして2025年度から、その優待内容が大きくリニューアルされました。現在の株主優待では、株主は以下3つの中から好きな特典を1つ選ぶことができます。
【Pontaポイント 】
ローソンなど全国のPonta提携店やオンラインサービスで使える共通ポイントです。受け取ったポイントは、au PAYマーケットの株主優待専用ポイント交換所を利用することで1.5倍の価値のポイントに増量できます。
【ローソン/成城石井の商品詰め合わせセット】
グループ会社であるローソン、ナチュラルローソン、および成城石井の人気商品を詰め合わせたギフトセットです。以下の4種類の中から選択できます。
・ローソン お菓子詰め合わせセット
・ローソン 発泡酒詰め合わせセット
・成城石井 レトルト食品詰め合わせセット
・成城石井 直輸入ワイン(赤・白)セット
※ワインセットは5年以上保有の3,000円相当コース限定




(KDDIホームページより)
【寄付(キボウのカケハシ) 】
株主優待の金額相当分を、KDDIが運営する社会貢献サイト「キボウのカケハシ」を通じて寄付もできます。
この優待を受け取るには、毎年3月末時点で100株以上を保有していることが条件です。保有期間が1年以上の場合は2,000円相当(5年以上なら3,000円相当)の特典がもらえます。長く持っている株主ほど優遇される仕組みですね。なお、KDDIは2025年4月に株式を1株→2株に分割したため、2025年までは「100株以上」が条件でしたが、2026年度以降の株主優待贈呈基準は200株以上に変更となります。
【実際の株主優待の感想】
今回は、私が選択しましたKDDI株主優待はローソンお菓子詰め合わせセットです。箱を開けるとポップコーンやポテトチップス、クッキーなどのお菓子がぎっしり! 普段自分では買わないようなおやつも入っていて、新しい美味しさとの出会いにワクワクしました。 正直、優待案内を見たときは「お菓子の詰め合わせってどの程度かな?」と思っていましたが、先週実際に届いた箱を開けてその量にびっくり! 想像以上に色々な種類のお菓子やおつまみが詰め込まれており、お酒好き・お菓子好きにはたまらない内容でした。以前のカタログギフト方式がなくなったのは少し残念ですが、その代わりに普段自分では選ばないようなお菓子を楽しめるのは嬉しい発見です。特に「瀬戸内産の塩のみで味付けしたポップコーン」はシンプルな塩味が癖になり、これを片手に映画や動画を観る時間は最高でした。

セミリタイアの味方?KDDI株の投資メリットと今後の展望
KDDI株に投資する最大のメリットは、何と言っても安定した高配当です。現在の配当利回りはおよそ3%台後半で、銀行預金の金利がほぼゼロに近いことを考えると非常に魅力的な水準です。通信キャリアは毎月のスマホ利用料という形で継続的に一定の収益を生む「ストックビジネス」として安定した収入源となっています。景気に左右されにくい安定株として知られており、そのためKDDIも業績が大きく落ち込みにくく、配当金も減らずに安定して支払われてきました。 実際、KDDIは20年以上連続で増配を続けてきた実績があります。毎年少しずつ配当金額を増やしており、株主に利益を還元し続けている点は心強いです。企業としても「利益の40%以上を配当に充てる」という方針を掲げており、今後も株主還元を重視した経営が期待できるでしょう。 株価の値動きも比較的安定しています。急成長株のように劇的な値上がりは少ないものの、長期的には緩やかに右肩上がりの傾向です。私がKDDI株を取得した時の価格は1株1,540円でしたが、現在では約2,500円前後と着実に上昇しました。いわゆるディフェンシブ銘柄だけあって暴落しにくく、配当と合わせてトータルで着実なリターンを狙える点は魅力です。
さらに、今後の展望にも明るい材料があります。国内の通信市場は成熟していますが、KDDIは5GやIoTの普及に伴う法人向けビジネスの拡大、金融・エネルギー・エンタメなど新分野での収益創出に力を入れています。共同出資したローソンとの連携により、通信×金融×流通といった他社にないサービス展開も期待できます。実際、2026年3月期の業績予想は増収増益となっており、安定成長が続く見通しです。もちろん政府による料金引き下げ圧力や競合他社との競争などのリスクはありますが、それでもKDDIは着実に利益を積み上げてきました。
このように、高い配当利回りと安定性、そして将来の成長余地を兼ね備えたKDDI株は、配当金で生活の足しを得たい投資家にとって非常に魅力的な存在だと思います。セミリタイアを目指す人にとっても、頼もしい味方になってくれるのではないでしょうか。
まとめ
KDDI(9433)は、日本の通信インフラを支える安定企業でありながら、魅力的な配当金と株主優待で投資家にしっかり報いてくれる銘柄です。高い配当利回りはセミリタイアを目指す方の強い味方となり、毎年届く優待品は投資生活にちょっとした楽しみを添えてくれます。私自身、KDDIから得られる配当収入や優待のお菓子に励まされながら、セミリタイアへの一歩一歩を実感しています。 もちろん投資にはリスクも伴いますが、KDDIはこれまで堅実な経営で株主に応えてきました。安定した収入源を確保しつつ、日常のちょっとした喜びも得られる——そんなKDDI株は、配当金生活やセミリタイアを目指す方にとって心強い存在と言えるでしょう。今後もKDDIの成長と通信業界の動向に期待しつつ、私も引き続き応援していきたいと思います。この記事が皆さんの投資の参考になれば幸いです。 それでは、配当金と優待を楽しみつつ、セミリタイアへの道を一緒に歩んでいきましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました!