さむのお金勉強会

セミリタイア目指してお金の勉強中!(高配当株、株主優待、米国株、金融知識、節約術、NISAなど)

【人生100年時代】人口減少、老後の経済的不安は投資で解決!

 

お疲れ様です。さむです。

今回は【人生100年時代】について紹介します。

 最近では少子高齢化2000万問題などのマイナスなニュースが多く、将来を不安に思う人がたくさんいると思います。 そこで今回は「人生100年時代」の現状把握とこの先どのような未来になり、どのように対処していけばいいのかをお話します。この記事を読むことで、少しでも将来の経済的な不安を取り除ければいいなぁと思います!また、私のようなセミリタイアを目指す人だけでなく、投資とはすべての人に必要なことであると認識してほしいです!

 

人生100年時代のリスク

人生100年時代とは?

 人生100年時代という言葉がテレビやニュースでよく聞きますが、どのような時代なのか見ていきましょう。人生100年時代とは文字通り100歳以上生きることを指します。日本政府は、海外の研究をもとに「日本は2007年に生まれた子どもの半数が107歳より長く生きる時代がくる」と予測しています。テレビ番組での取材にも90歳の人がでていましたが、とても元気で60歳代にすら見えるようでした。こうした高齢者でも健康に暮らせている要因として、所得の伸び、医療技術の発達、栄養状態の改善が大きな要因になります。

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   (出典:資産運用見るだけノート 著:真壁昭夫)

上記グラフより、ここ50年ほどで日本人の平均寿命は20歳以上伸びており、今後もさらに伸びていくことが予想されます。100歳まで生きる人とは特別な一握りの人だけだと思っていましたが、これからは半数の人が100歳まで生きる時代になります。自分が100歳まで生きるなんて想像がつきません(笑)

人口減少のリスク 

 日本では少子化、高齢化、人口減少の3つが同時に進んでいます。人口は今後も減り続け、社会人口を占める高齢者の割合もどんどん高まっていきます。人口が減ってしまうと経済が停滞する可能性が高まり、国内総生産(GDP)の減少にもつながります。国内総生産(GDP)とは簡単にいえば、「企業の儲け+私たちの給料」のことになります。100年時代は人口の減少によって長期の経済停滞によって豊かさが低下することにくわえ、日本を投資先としてみた際の魅力も低下していきます。

  • 減少の流れ
(人口減少⇨消費の減少⇨企業の利益減少⇨給料の減少)=GDPの低下

老後資産への不安

 長生きのリスクとして老後資金や医療資金が問題になってきます。医療費において、一生の間にかかる医療費は2,700万円といわれており、そのうちの半分は70歳以上に発生するといいます。また、老後の資金として、年金がありますが、少子高齢化が進む中で年金だけで生きていくのは難しい時代になっていきます。

◎高齢者一人を支える現役世代の人数推移◎

2000年 ・・・ 高齢者一人を支える現役人数 3.9人

2020年 ・・・ 高齢者一人を支える現役人数    2人

2050年 ・・・ 高齢者一人を支える現役人数 1.4人

 (出典:平成29年版高齢社会白書)

 上記表は高齢者一人に対する現役世代の割合になります。2050年には高齢者1人に対して現役世代も1人になってしまいます。これではさすがに現在の年金制度を維持するのは難しく、年金額の減額になる可能性が高くなります。さらに、金融広報中央委員会の調査において、老後の生活設計について調べたところ、50%超「老後が不安」であると回答しています。最近では2000万問題などのニュースが流れており、不安に思う方がたくさんいるようですね。

老後の経済的不安を解消するために資産運用は必要

 複利を利用し、時間を味方につける 

 上記のように、現役世代がこの先年金を当てにして、老後の暮らしを考えることは難しいでしょう。それゆえ、年金は国や政府に頼るだけではなく、自分自身で蓄え、増やす考えを持つことが重要な時代になっていきます。20代、30代、40代は老後までに時間があることから、時間を味方につけて資産運用することが大事です。若いうちから資産運用することで複利を生かしていきましょう。

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上記グラフは10万円を20年間5%で運用できた際のグラフです。20年で2.7倍まで行き、運用益においては17万円ほどになります。若い世代の人にとってはもっと長い時間をかけて運用することも期待できるため、より多くの運用益を享受することも可能です。

 

インデッ クス投資をしよう

 インデックスとは指標のことを指します。インデックス投資は市場全体に投資するイメージになります。たとえば、日経平均に連動するインデックスを購入した場合は日経平均を構成する225銘柄すべてに投資したような感じになります。では実際どんな商品を買えばいいかの言うと、米国のインデックスファンドを購入することをお勧めします。米国株は日本と異なり、人口がこれからも増え続け、消費も活発になります。また、S&P500という米国の大型企業500銘柄で構成された米国を代表する指数は長期的にみると右肩上がりであり、今後も成長していく確率が高いです。さらに世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏も妻に向けた遺言に「資産の90%をS&P500に投資しなさい」と言っているほどです。上記より、米国株のS&P500に連動した商品の購入がおすすめかと思います。

 

 積立NISAを活用しよう

 積立NISAとは投資信託やETFなどの積立投資ににおいて、年間40万円まで最長20年間、運用益非課税で投資ができる国の制度になります。運用益には普通約20%ほどの税金がかかります。 しかし、積立NISAは非課税なので利益が出た分はそのまま自分の利益になります。なので初心者が投資をはじめる際はまずは年間40万円(毎月33,333円)までできる積立NISAを活用し、S&P500を基準にした投資信託を買うことおすすめします。私も積立NISAで年間40万、毎月33,333円を「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」をしています。20年間、自動的に積立てることで老後においての経済的不安がかなり楽になるかと思います!!

www.samuokane.com

 

 まとめ

  • 人生100年時代においては、長生きのリスクにより医療費や老後資産の不安がある。
  • 少子高齢化により人口減少が顕著になり年金の減額の可能性が出てくる。
  • 解決策として、積立NISAを活用してインデックス投資し老後資金を確保する。
  • 老後資金を年金だけを頼りにできないため、自分自身で老後資金を作ろうと行動することが求められている。